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06月24日-05号

  • "雑損控除額等"(/)
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  1. 館林市議会 2011-06-24
    06月24日-05号


    取得元: 館林市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成23年  6月 定例会(第2回)           平成23年館林市議会第2回定例会会議録                   (第 5 日)                                平成23年6月24日(金曜日)                                              議事日程第5号                         平成23年6月24日(金曜日)午前10時開議第 1 議案第30号 館林税条例の一部を改正する条例                     第 2 議案第31号 市道2261号線の路線認定について                        議案第32号 市道4158号線ほか6線の路線廃止について                    議案第33号 市道4313号線ほか28線の路線認定について               第 3 議案第34号 館林市立第三中学校屋内運動場及び柔剣道場改築工事請負契約締結について  第 4 議案第35号 館林公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する基本協定について    第 5 館林農業委員会委員の推薦について                           第 6 閉会中の継続調査について                                                                              本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                              出席議員(22名)    1番   橋  本     徹  君      2番   斉  藤  貢  一  君    3番   青  木  一  夫  君      4番   渡  辺  充  徳  君    5番   多  田  善  洋  君      6番   泉  澤  信  哉  君    7番   荘  司  由 利 恵  君      8番   篠  木  正  明  君    9番   吉  野  高  史  君     10番   岡  村  一  男  君   11番   遠  藤  重  吉  君     12番   青  木  幸  雄  君   13番   野  村  晴  三  君     14番   河  野  哲  雄  君   15番   向  井     誠  君     16番   長 谷 川  正  博  君   17番   高  橋  次  郎  君     18番   井 野 口  勝  則  君   19番   高  山  吉  右  君     20番   金  子  良  平  君   21番   小  林     信  君     22番   町  井     猛  君欠席議員なし)                                              議会事務局職員出席者  事 務 局長  山  岸  雅  彦       次 長 兼  奥  沢  洋  二                          庶 務 係長  議 事 調査  笠  原  正  幸       主   査  小  野  秀  夫  係   長                                              説明のため出席した者  市   長  安 樂 岡  一  雄  君    副 市 長  金 井 田  好  勇  君  政 策 企画  戸  部  敬  宏  君    総 務 部長  菅  沼  道  雄  君  部   長  市 民 部長  近  藤  光  夫  君    保 健 福祉  羽  角  道  隆  君                          部   長  経 済 部長  町  田  健  作  君    都 市 建設  矢  島     勇  君                          部   長  環 境 水道  森        隆  君    会計管理者  石  井  正  和  君  部   長  秘 書 課長  小  山  定  男  君    企 画 課長  坂  本  敏  広  君  行 政 課長  茂  木  和  之  君    市 民 協働  吉  田  悦  子  君                          課   長  社 会 福祉  中  里  克  己  君    産 業 政策  野  村  秀  行  君  課   長                   課   長  都 市 計画  松  村  行  男  君    地 球 環境  打  木  雅  人  君  課   長                   課   長  教 育 長  橋  本  文  夫  君    教 育 次長  赤  坂  守  民  君  教 育 総務  江  田  國  宏  君  課   長 △第1 開議                            (平成23年6月24日午前10時00分開議) ○議長遠藤重吉君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。 △第2 議案第30号 館林税条例の一部を改正する条例議長遠藤重吉君) まず、日程第1、議案第30号 館林税条例の一部を改正する条例議題といたします。  委員長から委員会審査経過並びに結果について報告を願います。  市民福祉常任委員長。                   (市民福祉常任委員長 多田善洋登壇) ◎市民福祉常任委員長多田善洋君) では、おはようございます。議案第30号 館林税条例の一部を改正する条例について、市民福祉常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本委員会は、6月17日午後1時30分から第二委員会室において、委員全員当局からは関係部課長出席のもとに開かれました。  本案は、本年3月11日に発生いたしました東日本大震災に係る税制上の対応として地方税法の一部を改正する法律が、本年4月27日に公布されたことに伴い、館林税条例の一部を改正しようとするものであります。  主な改正内容について申し上げますと、東日本大震災に係る被災者等税負担の軽減を図ることを目的として、3条の附則を追加するもので、具体的には、附則第32条では東日本大震災に係る雑損控除額等特例として、平成24年度の適用を1年前倒しして、平成23年度の個人市民税適用できるようにするものであります。  また、附則第33条では、住宅借入金等特別税額控除適用を受けていた住宅東日本大震災により住宅の用に供することができなくなった場合において、平成25年度以降の残存期間についても引き続き当該特別税額控除適用できるようにするものであります。  さらに、附則第34条では、東日本大震災により滅失・損壊等した住宅の敷地の用に供されていた土地について、被災後10年度分については当該土地住宅用地とみなす特例が公布されたことに伴い、当該特例適用を受けようとする納税義務者申告書等について規定するものでありますとの詳細な説明を受けた後、審査に入りました。  本案に対する主な質疑について申し上げますと、附則の各条とも東日本大震災関係する特例を規定するものであるが、本市では今回の条例改正において該当するような事案等はあるのかとただしたのに対して、附則第32条につきましては市内でおおむね1,000件ほどかわら等に被害がありましたので、雑損控除額等特例に該当する事案等はあるものと考えております。  また、附則第33条の住宅借入金等特別税額控除関係では、被災地において借入金により取得した住宅津波等の被害を受け、当該住宅を取得された方の住所が館林市にある場合には、まれな事例ではありますが、該当する場合が考えられます。  さらに、附則第34条の固定資産税特例関係については、本市における該当はないものと考えておりますとの答弁がなされました。  そのほか委員からは、附則第33条に該当する住宅借入金について、まだ決定されたことではないが、国による債務の引き受け等がなされた場合、住宅借入金等特別税額控除特例はどのようになるのかとただしたのに対し、この特例住宅借入金の返済がある場合の税額控除に係るものでありますことから、借入金の返済がなくなった場合は当然特例適用はないものと思われますとの答弁がなされました。  本案につきましては、討論もなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。  以上、市民福祉常任委員長報告といたします。 ○議長遠藤重吉君) 委員長報告に対して質疑ございませんか。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  本案に対する委員長報告可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長遠藤重吉君) 挙手全員。  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 △第3 議案第31号 市道2261号線の路線認定について    議案第32号 市道4158号線ほか6線の路線廃止について    議案第33号 市道4313号線ほか28線の路線認定について ○議長遠藤重吉君) 次に、日程第2、議案第31号 市道2261号線の路線認定について、議案第32号 市道4158号線ほか6線の路線廃止について、議案第33号 市道4313号線ほか28線の路線認定について、以上3件を一括して議題といたします。  委員長から委員会審査経過並びに結果について報告を願います。  経済建設環境常任委員長。                   (経済建設環境常任委員長 泉澤信哉登壇) ◎経済建設環境常任委員長泉澤信哉君) おはようございます。議案第31号 市道2261号線の路線認定について、議案第32号 市道4158号線ほか6線の路線廃止について、議案第33号 市道4313号線ほか28線の路線認定について、以上3議案経済建設環境常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本委員会は、6月17日午前10時から第三委員会室において、経済建設環境常任委員全員、並びに関係部課長出席のもとに開かれました。  議案第31号につきましては、渡瀬南部産業団地事業により、新設された路線認定しようとするものです。議案第32号につきましては、花山土地区画整理事業により、不用となった路線及び起終点変更となる路線を廃止しようとするものです。議案第33号につきましては、花山土地区画整理事業により、新設及び起終点変更となる路線認定しようとするものですとの説明を受けた後、現地調査を行い、その後、審査に入りました。  主な質疑について申し上げますと、議案第33号につきまして、行きどまりの道路である4336号線の認定や4330号線等距離の短い道路が多いことについて、どう考えているのかとただしたのに対し、土地区画整理事業目的である宅地の利用増進を図るため、事業完了後にすべての宅地が公道に面するようにした結果、今回認定をお願いしている道路形状となったものですとの答弁がありました。  また、4316号線は、両側側溝を含めて幅員が4メートルの道路であるが、この道路認定についてどう考えているのかとただしたのに対し、この道路は当初歩行者専用道路として位置づけられておりましたが、その後の道路周辺地権者からの要望周辺土地利用増進を図るため、区画道路へと変更したもので、道路管理認定基準である4メートルを満たしておりますとの答弁がありました。  さらに、この幅員4メートルの道路が将来狭くて不便を生じた場合、幅員を広げてほしいとの要望があったときはどう対応するのかとただしたのに対し、地元の同意がいただければ買収を考えていきたいとの答弁がありました。  また、今まで道路側溝整備要望した場合、幅員が4メートルの道路については市の整備基準によって4.5メートル以上に拡幅できなければ側溝整備ができないとされてきたが、今後は4メートルの道路でも整備ができるように基準変更するのかとただしたのに対し、最近の側溝整備はふたを設けているし、車両が載っても破損しない製品で整備をしておりますので、周辺道路状況を踏まえて前向きに検討してまいりたいと考えております。また、現在他市の状況を調査中なので、もうしばらく検討の時間をいただきたいとの答弁がありました。  なお、委員からは、この問題は大変重要なことなので、早急に検討し、回答の時期を考えていただきたいとの要望が出されました。  議案第31号、議案第32号の2議案につきましては、討論もなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。  議案第33号につきましては、反対立場からの討論において、この議案を提案する以上、幅員4メートル道路整備について今後どう対応するのかという質疑が予想できたと思うのです。よって、事前に検討して、明確な答弁ができるようにしておくべきだったのではないか。前向きに検討しますという答弁ではなく、幅員4メートル道路でも必要な場所については認めていく方針ですとの答弁が出てこなければ、賛成できないと討論がなされました。  採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。  以上、経済建設環境常任委員長報告といたします。 ○議長遠藤重吉君) 委員長報告に対して質疑ございませんか。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  討論採決は、各議案ごとに行います。  まず、議案第31号について討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  議案第31号を採決いたします。  本案に対する委員長報告可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手多数) ○議長遠藤重吉君) 挙手多数。  よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号について討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  議案第32号を採決いたします。  本案に対する委員長報告可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長遠藤重吉君) 挙手全員。  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号について討論を行います。  8番、篠木正明君。                   (8番 篠木正明登壇) ◆8番(篠木正明君) 私は、日本共産党館林市議団を代表して、「議案第33号 市道4313号線ほか28線の路線認定について」に反対立場から討論を行います。  本市では、袋小路道路市道認定がされず、道路補修が行われないところが多数あります。また、住民の要望などで道路整備をする場合、幅員が4.5メートル以上なければ側溝がつけられないとの理由で門前払いをされてきました。しかし、議案第33号で路線認定しようとしている市道4336号線は袋小路となっております。また、市道4316号線は、幅員4メートルにもかかわらず両側に側溝整備されています。これでは、行政の公平性が保てません。組合施行とはいえ、市がかかわった区画整理事業でなぜこのような道路整備が行われたのか、私は甚だ疑問であります。既存の袋小路の道でも、条件が整えば路線認定をするとか、幅員が4メートルあれば側溝整備を行うなど、これまでの基準変更するのなら理解ができますが、それはこれから検討していくとの答弁でした。これでは、順序が逆です。これまでの整備方針変更を行った上で議案を提出すべきだったと思います。4メートルの道路でも側溝整備を行うことによって、排水で困っている地域の解消につながります。私は、公平性を確保した上で市民要望にこたえるためにも早急に整備方針の見直しを行い、基準変更を明確にした上で議案を出し直すべきと考え、議案第33号に反対をいたします。
    議長遠藤重吉君) 15番、向井誠君。                   (15番 向井 誠君登壇) ◆15番(向井誠君) 議案第33号について賛成立場から討論をさせていただきます。  委員長報告の中で、特に私が気にしているのは、市道4316号線の件なのですけれども、先ほども反対討論が出ておりましたが、今まで市では4.5メートル以上に拡幅できなければ側溝をつけないというような形で主張されておりました。しかし、現実にこうして区画整理事業だとはいえ、4メートルの道路でも両側側溝をつけてやっていらっしゃるのは、主張していることと現実にやっていることが違うのではないかと思います。普通なら今、篠木議員が言われたようにこの路線を外して認定を求めるのが筋ではないかと思います。とはいえ、こういう形で議案の提出がされてきた以上、すべてを認めないというのは周辺の方々にも大変ご迷惑がかかりますので、この1路線だけで賛成しないというのも大変酷な話かなと思いますので、やむなく賛成をいたしたいと思いますが、今後こういうことをきちっと検討していただいて、主張していることとやっていることの整合性があるような議案の提出を要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長遠藤重吉君) ほかに。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  議案第33号を採決いたします。  本案に対する委員長報告可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手多数) ○議長遠藤重吉君) 挙手多数。  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 △第4 議案第34号 館林市立第三中学校屋内運動場及び柔剣道場改築工事請負契約締結について ○議長遠藤重吉君) 次に、日程第3、議案第34号 館林市立第三中学校屋内運動場及び柔剣道場改築工事請負契約締結についてを議題といたします。  委員長から委員会審査経過並びに結果について報告を願います。  総務文教常任委員長。                   (総務文教常任委員長 青木幸雄登壇) ◎総務文教常任委員長青木幸雄君) おはようございます。議案第34号 館林市立第三中学校屋内運動場及び柔剣道場改築工事請負契約締結について、総務文教常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本委員会は、6月20日午前10時から、第一委員会室において、委員7名、当局からは関係部課長など出席のもとに開かれました。  本案は、昭和46年に建築された第三中学校屋内運動場及び柔剣道場老朽化及び耐震性も低いことから、改築整備を図るものです。建物の構造は鉄骨造で、屋内運動場は2階建て、柔剣道場は平家となっております。床面積は、屋内運動場が346平方メートル拡大され、1,157平方メートル、アリーナは700平方メートルとなっており、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球などの競技が可能です。柔剣道場は350平方メートルで、剣道場柔道場が1面ずつ設置されます。建築工事請負契約につきましては、6社による条件つき一般競争入札の結果、河本工業株式会社が2億3,140万円で落札し、消費税込み契約金額2億4,297万円で契約をしようとするものですとの説明がありました。  また、本会議質疑で、屋内運動場の下窓からボールが出ないような対策がなされているかとの質問に、「なし」との答弁をいたしましたが、正しくは格子さくを設置する計画がありましたとの報告がなされた後、審査に入りました。  主な質疑について申し上げますと、屋内運動場の下窓に格子さくが設置されていることを踏まえ、窓に網戸を設置する考えはないかとただしたのに対し、現在のところ考えておりませんとの答弁がありました。また、校舎への渡り廊下には屋根がついているのかとただしたのに対し、従来同様屋根つき渡り廊下となりますとの答弁がありました。  また、東日本大震災の影響により、建設資材の不足あるいは高騰などが懸念されるが、工期の延長や契約金額変更について契約上何らかの取り決めがあるのかとただしたのに対し、工期については契約期間内にできるということで契約しているので、期間内の竣工をお願いする。契約額についても、基本的には契約金額でお願いするが、やむを得ない場合には契約検査課との相談の上、スライド制適用し、契約額変更することも考えていますとの答弁がありました。  さらに、スライド制により契約金額予算額を超える場合には、どう対応するのかとただしたのに対し、財政当局と協議の上、対応を考えていきたいとの答弁がありました。  本案に対するそのほかの意見要望として、ドッジボールコートのラインも引いてほしい、柔剣道場利用者にとってトイレが離れており、使いづらいなどのほか、今後もこのような建築工事に当たっては事前に学校関係者などの意見要望を十分に聞き、できる限り反映していただきたいなどの意見要望がありました。  本案につきましては、討論もなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。  以上、総務文教常任委員長報告といたします。 ○議長遠藤重吉君) 委員長報告に対して質疑ございませんか。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  本案に対する委員長報告可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長遠藤重吉君) 挙手全員。  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 △第5 議案第35号 館林公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する基本協定について ○議長遠藤重吉君) 次に、日程第4、議案第35号 館林公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する基本協定についてを議題といたします。  委員長から委員会審査経過並びに結果について報告を願います。  経済建設環境常任委員長。                   (経済建設環境常任委員長 泉澤信哉登壇) ◎経済建設環境常任委員長泉澤信哉君) 議案第35号 館林公共下水道根幹的施設建設工事委託に関する基本協定について、経済建設環境常任委員会における審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。  本案は、館林水質管理センターの経年による施設及び設備の老朽化に伴い、当センター水処理施設並び尾曳汚水中継ポンプ場との遠方監視装置の改修を行うものです。  工事内容について申し上げますと、4系列ある水処理施設の第2系列内の最終沈殿池にあります汚泥引抜弁や排水弁等を取りかえるものです。また、管理本館の管理制御室により操作をする電気設備の改修工事を行うとともに、尾曳汚水中継ポンプ場を遠方監視する制御設備等の工事を行うものです。工事期間は、今年度から平成26年3月31日までの3カ年で、本市における実績と高度な技術力を有する日本下水道事業団と建設工事委託に関する基本協定締結をしようとするものですとの説明を受けた後に、現地調査を行い、その後審査に入りました。  主な質疑について申し上げますと、現在問題になっている放射線の汚染について、セメント会社が汚泥の引き取りを拒否していることに関し、本市の状況と課題についてただしたのに対し、下水の汚泥については5月17日からセメント会社への搬出をとめており、現在汚泥を1トンの保管バッグに入れて、飛散しないように当センター内の建屋内等に保管しております。今後については、国の明確な回答が出るまで飛散しないように厳重に管理してまいりますとの答弁がなされました。  また、当センターの管理本館の遠方監視制御設備は、尾曳汚水中継ポンプ場をテレビモニターで監視しているのかとただしたのに対し、データのみの監視で、モニター監視はしておらず、異常が生じた場合には通報が入り、市職員並びに維持管理会社の職員が現地に行って対応いたしますとの答弁がなされました。  本案につきましては、討論もなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決いたしました。  以上、経済建設環境常任委員長報告といたします。 ○議長遠藤重吉君) 委員長報告に対して質疑ございませんか。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 質疑を打ち切ります。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  本案に対する委員長報告可決であります。  本案委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長遠藤重吉君) 挙手全員。  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 △第6 館林農業委員会委員の推薦について ○議長遠藤重吉君) 次に、日程第5、館林農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。  なお、推薦すべき人員は3名であります。  任期は、平成26年7月19日までです。  お諮りいたします。推薦の方法については指名推選とし、指名の方法については議長において指名することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、館林農業委員会委員に、館林市赤生田本町2656番地、亀田久子君、館林市成島町1103番地、井野口征子君、館林市岡野町232番地の1、川島綾子君、以上、3名を指名いたします。  ただいま議長において指名いたしました亀田久子君、井野口征子君、川島綾子君を館林農業委員会委員として推薦することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長遠藤重吉君) 挙手全員。  よって、館林農業委員会委員に亀田久子君、井野口征子君、川島綾子君を推薦することに決しました。 △第7 閉会中の継続調査について ○議長遠藤重吉君) 次に、日程第6、閉会中の継続調査についてを議題といたします。  経済建設環境常任委員長から委員会条例第38条の規定により、議会閉会中の所管行政調査申請書が提出されております。  お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長遠藤重吉君) ご異議なしと認めます。  よって、委員長の申し出のとおり決しました。 △第8 市長のあいさつ ○議長遠藤重吉君) 以上で議事の全部を終了いたしました。  この際、市長よりあいさつのため発言を求められておりますので、これを許します。  市長、安樂岡一雄君。                   (市長 安樂岡一雄君登壇) ◎市長(安樂岡一雄君) 平成23年館林市議会第2回定例会が6月10日から本日までの15日間にわたりまして開催され、平成23年度補正予算等につきましてご承認いただき、厚く御礼を申し上げます。  また、議員各位からご指導いただきましたことに対しましては、今後とも市民福祉の向上のため、市政全般にわたり円滑な市政運営ができますよう、全職員一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。  今回、多くの議員さんから東日本大震災に伴う防災対策の質問をいただきました。本定例会の冒頭、就任あいさつで申し上げましたとおり、今回の大震災を通し住民の生命、身体を守るための重大な役割を担うのは、国ではなく私たち地方自治体であります。その役割と責任を果たすため、全力で市民生活を守り、優しさと安心のまちづくりを引き続き目指してまいります。そして、地方分権、地域主権の時代に対応した元気で明るい館林市らしいまちづくりにも専心努力してまいります。これからも議員各位には特段のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。  東日本大震災から、はや3カ月が過ぎ、被災地では懸命な復旧、復興作業が続いております。本市でも災害本部を中心に、被災住民の受け入れを初め被災地への義援金、救援物資の受け付け、ボランティアの方の受け入れなど、関係機関と連絡を図りながら継続的な対応を行ってまいりました。現在も群馬県と合同で職員を被災地に継続して派遣し、現地での支援活動に当たらせております。  また、4月20日から5月13日の間、花と緑のフェスティバルを開催いたしましたが、多くのお客様にご来場いただき、昨年に引き続き大きな成果をおさめました。ことしの開催は、特に東日本大震災被災地支援として、花の募金箱を設置させていただきました。多くの皆さんから心温まる義援金を賜り、感謝申し上げます。この貴重な浄財を活用し、花のまち館林ならではの支援を行おうと考え、第二小学校、南光みどりの少年団がつくった花と応援メッセージを添えて、先月宮城県女川町、多賀城市の2カ所の避難所に届けてまいりました。避難者の方たちのご心痛を察すると、我々にできることは何かを真剣に考え、継続した支援を続けていきたいと思います。花のまち館林として住民の皆さんのご協力をいただきながら、花を通して被災地を応援してまいりたいと思っております。  原発事故は、いまだ収束に至っておりません。放射能による環境汚染は各地に広がり、本市においても農業を初め各産業に甚大な影響が出ております。市では、関係機関と連携し、震災によって影響を受けた風評被害対策あるいは企業の経営支援等を実施してまいりました。また放射線の件でありますが、モニタリングを随時行って、状況の把握と数値の公表に努めて、子供の健康、そして市民生活の安全・安心を守るため、細心の注意を払ってまいります。  さらに、ことしは夏の電力供給不足が予測され、特に日本一暑いまちでもありますので、市民と一丸となって節電の目標達成に努め、今夏を乗り切っていきたいと思っております。そして、昨年以上に熱中症、暑さ対策に万全を期してまいります。この国難とも言うべき憂慮すべき事態に対し、市民の皆さんのご協力をいただきながら、優しさと安心のまちづくりを一層進めてますので、議員各位の今後ともさらなるご支援、ご協力をお願い申し上げます。  6月22日、最高気温36.5度と、日本一を記録するなど、いよいよ猛暑との戦いが始まりました。議員各位にはくれぐれも健康に十分ご留意くだされ、ますますのご活躍をご祈念申し上げます。また、報道機関の皆様方には、適切な報道をいただきましたことに対し、心から敬意と感謝を申し上げまして、閉会のあいさつにかえさせていただきます。ご協力まことにありがとうございました。 △第9 閉会 ○議長遠藤重吉君) 以上をもって、平成23年館林市議会第2回定例会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。                                    (午前10時40分閉会)...